猫系官能SF超大作(?)
ゾナーとプラナー
 
 
「きゃぁ」
プラナーは、水を飲もうと首を伸ばしすぎて、
葉っぱから転がり落ちてしまいました。
夢中でしがみ付くと、それは花の雌蕊でした。
「あ、お母さんの匂いに似てる」
百合の花でした。
「でも、ちょっと違うかな」
なんだか、プラナーは元気が出てくるようでした。
  
表  紙|犬の曠野
 
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