猫系官能SF超大作
(?)
ゾナーとプラナー
「にゃあっ!」
朝になって、ゾナーは慌てました。
塔に寄りかかって寝た筈なのに、
足が地面に着かないのです。
どうやら、ゾナーの体は時間によって
伸び縮みしているようです。
でも大丈夫。
すとん
ゾナーは、うまく着地しました。
この<大冒険>を、誰かが見てくれていなかったか、
ゾナーは辺りを見回しました。
でも、誰もいません。
「つまんにゃぁい」
ゾナーは、少し暗い気分になって、境内を歩き回りました。
表 紙
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犬の曠野
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